越前漆器
起源は古く、6世紀にまで遡ると伝えられている越前漆器。第26代継体天皇が幼少の頃の御冠の塗り替えを、河和田の郷の塗師に命じ、手塗の黒塗の食器を献上。その光沢の見事さに深く感銘され奨励されたのが越前漆器の始まりと伝えられている。挽物はトチノキ、ミヅメ、欅等を立木挽き、塗りは花塗(塗立)が特徴。堅牢な下地づくりに塗重ねた光沢と優雅なつくりには定評があり、主産地の名をとり河和田塗としても知られている。
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起源は古く、6世紀にまで遡ると伝えられている越前漆器。第26代継体天皇が幼少の頃の御冠の塗り替えを、河和田の郷の塗師に命じ、手塗の黒塗の食器を献上。その光沢の見事さに深く感銘され奨励されたのが越前漆器の始まりと伝えられている。挽物はトチノキ、ミヅメ、欅等を立木挽き、塗りは花塗(塗立)が特徴。堅牢な下地づくりに塗重ねた光沢と優雅なつくりには定評があり、主産地の名をとり河和田塗としても知られている。
本殿から河和田の街並みが一望できる。見事な漆の天井絵(通常は非公開)があり、見学希望者は河和田町会館(0778-65-1987)まで問い合わせをすることで見ることができる。
住所/鯖江市河和田町
時間/自由(見学は要予約)
料金/無料
休み/無休
問い合わせ/0778-65-1987
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1500年前、後の継体天皇に冠の補修を命じられた片山の塗師が祈願後に補修したとされる神社。漆器に関する古文書や漆器がすべて手作業だった当時の道具が残っているほか、漆器の道具供養が毎年行われている。
住所/鯖江市片山町
時間/自由
料金/無料
休み/無休
問い合わせ/0778-53-2230(鯖江市商工政策課にぎわい推進室)
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鯖江市河和田地区にある、越前漆器の歴史と技術を紹介し発信する施設。回廊式の会館で、漆器の製造工程や歴史的資料などの展示や、和室の蒔絵のパネルの格天井など見所も多い。また、別棟の「職人工房」では、伝統工芸士による漆器づくりの実演(10:00~16:00)の見学が可能。漆器のワークショップ(要予約)もあり、絵付け・沈金・拭き漆体験をすることもできる。
住所/鯖江市西袋町40-1-2
時間/9:00~17:00
料金/無料(各ワークショップは有料)
休み/第4火曜(祝日の場合は翌日休)、年末年始
問い合わせ/0778-65-2727
HP/http://www.echizen.or.jp/
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イベント
「うるしの里会館」をメイン会場として、越前漆器の伝統工芸士による実演コーナーやお得な大漆器市、まき絵・沈金のチャレンジコーナーなど、河和田塗越前漆器の魅力を味わえる。
地元の味覚が楽しめるテント市やステージイベントなども開催される。
日時/5月3日~4日
場所/うるしの里会館
問い合わせ/0778-65-0030(越前漆器協同組合)
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