Search
敦賀祭
気比神宮の秋の例大祭は、全国でも珍しい長祭りで9月2日~15日まで続きます。敦賀まつりはその最初の3日間に繰り広げられる祭り。宵山の稚児踊りを皮切りに、御神体が市内を巡回する御凰輦渡御や神輿、室町時代末期から受継がれた6基の山車巡行が続きます。カーニバル大行進、民謡踊りなどもあり、敦賀の町は祭りの興奮に沸きあがります。
若狭地方の冬の風物詩として知られる「ニシンのすし」は、若狭では「ニシのすし」とも呼ばれています。敦賀では敦賀祭のときにごちそうとして食べます。米のとぎ汁につけた身欠きニシンに、米麹、塩漬けにした大根を交互に重ね、20日ほど漬けこんで作られる料理です。松前船や北前船で、北海道から敦賀や小浜に運ばれてきた身欠きニシンを使って作られ始めました。その後は各家庭の味へ受け継がれ「おふくろの味」となっています。