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うに漁
越前海岸から東尋坊にかけての海岸線沿いでの初夏の風物詩として海女漁があります。坂井市三国町米ヶ脇地区では4月下旬にわかめ漁が解禁となり、漁港近くの海では、幾人もの海女さんが漁をする姿を目にすることができます。また、越前海岸でのバフンウニ漁は7月20日に解禁され、約2週間で終了。このため、越前うにが作られるのもこの期間に限られています。バフンウニを一つひとつ手作業で割り、中身が崩れないように絵筆を使って丁寧に取り出します。次に海水に塩を加え、氷で冷やすことで身崩れを防ぎます。そこから内臓を取り分け、塩漬け作業を行います。
汐うに
汐うには、日本三大珍味の一つで「越前うに」バフンウニの塩漬けをいいます。直径3~4㎝程度の小さなウニで、味が最も濃いといわれ、塩漬けするとさらに味が濃縮されます。越前海岸で獲れるバフンウニは他産地のものと異なり、えぐ味が少なく、生食できるほど美味です。ウニ漁は7月20日に解禁され、約2週間で終了。流通・保存の関係で塩漬けされます。その技術・文化が地域に伝承されています。100g作るのに、100個以上ものウニを使います。