丹南エリア
府中三人衆 佐々成政の城!
織田信長の家臣で府中三人衆のひとり、佐々成政が天正3年(1575)に築いた平城の跡で県指定史跡。当時は内堀と外堀がつくられ、城の全域は東西300m、南北450mにおよんだといわれているが、今も本丸跡と土塁や堀跡、城門跡などが残っている。乾櫓からは前田利家が一揆衆を弾圧した様子を記した文字丸瓦が発掘されており、市指定文化財として万葉の里味真野苑万葉館に展示されている。
ココも見どころ!
この周辺は白鳳時代に大寺院があった場所で、石垣には古代寺院の礎石が利用されている。石垣は江戸時代に再利用されなかったことから、織豊期の石垣の姿を残す城跡として貴重である。系石垣の典型例として貴重な遺構だといえる。また、春は桜、秋にはもみじの紅葉が見事で、季節になると花見や紅葉狩りを楽しむことができる。
住所/越前市五分市町 時間/自由 休み/無休 料金/無料 問い合わせ/0778-22-3007(越前市商業・観光振興課) MAP