嶺南エリア
幾度も耐えた不落の城!
美浜町佐柿にあった山城。弘治2年(1556年)に築城され、若狭国守護大名で武田氏重臣であった粟屋勝久が城主を務め、越前・朝倉氏の幾度にもわたる襲撃に対して守り抜き、“難攻不落”の城として勇名を馳せた。後には、織田信長が明智光秀らが朝倉攻めのため入城した。城跡には居館と山城、両方の遺構が現在でも残っており、戦国時代の風情を留めている。
ココも見どころ!
城は、城山頂上部の山城とその山麓の城主居館で構成される。山城部は、眼下に丹後街道が通る城山の尾根上に位置する。城主居館跡では、近年の発掘調査により礎石建物跡や隣石組溝が発見されている。隣接する青蓮寺谷には「青蓮寺」があったと伝えられ、江戸時代に城跡の南に移転された。
住所/三方郡美浜町佐柿 時間/自由 休み/無休 料金/無料 問い合わせ/0770-32-0050(若狭国吉城歴史資料館) MAP