花月楼のしだれ桜

勝山市本町2丁目6-21

由来

花月楼のしだれ桜は、明治33年に開業し、一流料亭として栄えた花月楼の玄関前に咲く桜である。花月楼は、かつて花街として栄えた河原町通りにある料亭で、現在の建物は明治37年(1904年)に建てられ、国登録有形文化財に指定されている。
1階には客間として8畳間が3室、20畳の大広間が1室、2階には10畳の座敷を2室、8畳間が4室、32畳の大広間が設けられており、特に32畳の大広間は幅2間半の床を設け、意匠的にも優れた傘状となっている天井は必見で、かつて繊維業で栄えた勝山の当時の繁栄を象徴する建物のひとつである。平成29年4月には、「食と文化の駅」としてリノベーションされ、ファミリーや団体客向けのお食事処として、また観光客向けのまちなか観光案内所として生まれ変わった。

特徴

かつて華やかであった河原町の往時の姿を今に伝えるしだれ桜です。
近くに残る大清水には、澄んだ水が湧き出しており、周辺は公園として整備されていますので、心地よい水音を聞きながらゆっくり桜の鑑賞ができます。

見頃 4月上旬から4月中旬 関連イベント -
交通アクセス ・えちぜん鉄道勝山駅から徒歩約8分
・中部縦貫自動車道永平寺大野道路勝山ICから約5分
問い合わせ先 勝山市商工観光ふるさと創生課
TEL0779-88-8117