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自然の恵みを最大限に生かした米づくり。
コシヒカリの歴史は、昭和19年、福井県から始まりました。当時、人工交配されたものの、倒伏しやすく、いもち病などの欠点もあり、注目度は決して高くありませんでした。
しかしそれから十数年、幾度もの栽培工夫と改良を経て、昭和31年に「越の国に光り輝く米」の願いを込めて、コシヒカリと命名。以後、全国各地へと広がっていったのです。
昭和54年以来、コシヒカリは作付面積全国一を誇り、現在、作付面積の約37%を占めています。また、子にあたる「ひとめぼれ」「ヒノヒカリ」、孫にあたる「ハナエチゼン」、ひ孫にあたる「きらら397」などをあわせると、実に約85%もが「コシヒカリ」から生まれた品種となります。福井で生まれたコシヒカリ。福井県には、コシヒカリのことを把握し、素晴らしいお米を生産する経験と技術、熱意があります。そして福井県独特の気候や土壌、水もおいしさには欠かせない存在です。
福井県で生まれ、常に全国一のおいしさを目指して作られるコシヒカリ。甘くて艶があり、冷えてもおいしさが変わらないその味は、舌と心に響くはずです。
8月末頃から始まる刈り取り作業。奥越地方ではコシヒカリやハナエチゼンの他、酒米生産も盛んで、福井県内有数の産地です。
コシヒカリと言えば、おいしいお米の代名詞。
福井県では、高い品質を目指した米づくりが行われています。
今回は豊かな自然に恵まれた奥越地方で作られる
コシヒカリについてお話を聞きました。
福井県東部の奥越地方は、霊峰白山の支脈と九頭竜川や真名川など豊富な水を蓄えた、県内でもとりわけ自然環境に恵まれた地域です。ここで育つ農作物はいくつもありますが、米づくりについては、以前から様々な工夫や努力が行われ、常においしいお米の生産を目指しています。中でもコシヒカリは、甘みと粘りと旨みのあるお米として、全国でも人気が高い品種となっています。
その工夫や努力はというと、まずは基本の土づくり。土を深く起こしたり、土の中の不足している養分(リン酸やケイ酸)の補給、有機肥料を入れて地力を高めたり、手間をかけて素晴らしい土を育てています。それと同時に、地域の土壌マップも作成。土を分析し、その土地に適した農作物、その作り方で“適地適作”を積極的に進めているのです。
奥越産のお米がおいしい理由は、それだけではありません。
「何よりも自然の恵みのお陰。奥越の気候や水、そして土。すべての要素がおいしさになっているのです」
とは生産者の一人、帰山さん。奥越地方は山間部なので、平地に比べて一日の気温(寒暖)の差が大きいのです。気温のメリハリが農作物を刺激し、熟されて深みのある味となるのです。
そしてもう一つの自然の恵みは、水です。福井県を横断し、住民の生活を支えている九頭竜川。奥越はその上流にあることから、より新鮮で美しい水が得られます。新鮮な水であるほど、お米もその影響を大きく受けるといってもいいでしょう。
自然の恩恵をうけ、生産者の工夫と努力が実って作られる奥越産のコシヒカリ。県内外で好評なのはもちろん、食味分析結果でも常においしいとされる数値(80が目安)をキープ。味も安定し、安全で安心なお米として全国でも注目されています。
安心への取り組み
奥越地方で生産されるお米は、収穫後、地域別に整粒歩合(品質の良いお米の割合)や食味値(おいしさ)など、10項目以上もの分析を行なっています。おいしいと感じる食味値は80が目安。奥越地方では常にその数値に近い位置をキープしています。
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米は地元のコシヒカリを使用。海鮮丼に使う醤油も地元で人気の甘みのあるものを使用。
飲食店の情報提供元:株式会社ウララコミュニケーションズ