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一年中、美味しいイカを楽しめる福井。旬はヤリイカ、次はスルメイカに舌鼓。
旬の時期 1月~3月(イカ類は通年)
お問い合せ JF福井漁連/0776-24-1203
ヤリイカの美味しい食べ方は、やはり刺身です。ちなみに写真は、水揚げされたヤリイカを船上でさばいてもらったものです。多くの方がご存知の通り、新鮮なイカは透明で、身もコリコリしています。
イカは多くの日本人が好きな魚介類の一つで、刺身や寿司、サラダ、煮物、和え物、炒め物と、食卓には欠かせない存在です。ヤリイカやスルメイカ、真イカ、モンゴウイカ、ホタルイカなど、一年を通してイカを水揚げしているのが福井県です。
福井県は季節ごとにさまざまな魚介類が楽しめる土地。しかもそのどれもが美味しいと定評があります。その理由の一つに、漁場環境の良さがあげられます。イカは回遊魚で日本列島を南から北上しますが、越前海岸沿岸はちょうどその途中。暖流と寒流がぶつかり合う、魚介類にとっては棲みやすく、美味しいイカに育つ要素が豊富な環境。ですから一年を通してさまざまな種類のイカが水揚げされますが、どれも美味しいのは言うまでもありません。
「越前海岸沿岸で水揚げされたイカは、他地域よりも美味しい。特に刺身は歯ごたえがあって、味も濃い目です。今の時期に美味しいのは雌のヤリイカ。産卵直前で卵をたっぷり抱えているし、その卵を焼いたものは絶品です」
とは鮮魚仲買人の中橋睦男さん。今回は1~3月が旬のヤリイカ漁の様子を見せていただきました。
早朝6時半、ベテラン漁師を乗せた小型船「かねいち丸」は、越前町の米ノ漁港を出港。約10分ほどで漁場に到着します。今回のヤリイカ漁は、沿岸からそれほど離れていない約100mほどの地点での定置網です。
到着するとすぐ、網の引き上げを開始します。海底約30mほどに広げられた大きな網を、手作業で少しずつ手繰り寄せながら引き上げること約20分。網には少し赤みがかったイカが入ってきます。中橋さんによれば、イカは泳いでいる時の体表面は透明で、怒っている時は赤くなるのだとか。
網ですくい上げたヤリイカは、すぐに船内水槽に移します。さらに残りの網を手繰り寄せ、イカをすくい上げる作業を繰り返します。網内のものをすべて揚げ終わったら、次の日のために再び網を下ろし漁は終了。1時間後の7時半頃には米ノ漁港に帰港します。
帰港後、すぐに別の水槽に移し、県内外への出荷準備が始まります。県外向けで、早いものだとその日の夜には到着します。明朝のセリにかけられ、各飲食店へと運ばれ、昼には食べられることになります。
鮮度が良くて美味しい福井のイカ類は現在、特に関東圏で人気上昇中。ヤリイカの次は春~初夏にかけてのスルメイカ、ホタルイカ、そして次は真イカと、とにかく美味しいイカの旬が続くのです。
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飲食店の情報提供元:株式会社ウララコミュニケーションズ